reTONE
開発中・近日公開無料 ・ Android 4.0 以降

使い方

古い端末を安全に使うための確認、インストール、曲の入れ方、画面ごとの操作を順に説明します。

準備する

長く使われていなかった端末は、バッテリーが劣化していることがあります。ご使用の前と、ご使用中も時々、状態をご確認ください。

用意するもの
  • Android 4.0 以降の端末
  • パソコンと USB ケーブル
  • 端末に合った充電器(日本国内では PSE マークのあるもの)
  • 音楽ファイル(FLAC、AAC、MP3、DSD など)
注意本体のふくらみや浮き、異常な発熱に気づいたら、すぐに使用と充電をやめ、充電器を外してください。押したり曲げたりせず、燃えやすいものから離し、修理店や販売店にご相談ください。reTONE は、バッテリーの状態を調べることはできません。
詳しい手順と注意

ご使用の前にお読みください。

バッテリーの状態をご確認ください

長く使われていなかった端末は、バッテリーが劣化していることがあります。ご使用の前と、ご使用中も時々、次の点をご確認ください。

  • 背面のカバーや画面が浮いている、すき間ができている
  • 机に置くとがたつく、本体がふくらんで見える
  • 充電中や再生中に、手で持てないほど熱くなる
  • 充電がすぐに減る、残量の表示が急に変化する、電源が突然切れる

reTONE は、バッテリーの劣化や状態を調べることはできません。端末の状態は、お使いになる方ご自身でご確認ください。

ふくらみや異常な発熱に気づいたら

次の順に対応してください。

  1. 使用と充電をすぐにやめます。
  2. 充電器を外します。
  3. 燃えやすいものから離れた場所に置きます。
  4. 修理店や販売店にご相談ください。

端末を押したり、曲げたり、穴を開けたりしないでください。

充電するときは

  • 端末に合った充電器とケーブル(日本国内では PSE マークのあるもの)をご使用ください。
  • 布団の上や燃えやすいものの近くで充電しないでください。
  • 久しぶりに充電する端末は、目の届くところで充電してください。
  • 充電器につないだまま長期間使い続けると、バッテリーの劣化が早まる場合があります。
  • 夏の車内など、高温になる場所に置かないでください。

使わなくなった端末を処分するときは

バッテリーを含む端末は、一般のごみとして捨てないでください。お住まいの自治体の決まりに従うか、携帯電話の販売店の回収をご利用ください。

Wi-Fi などでネットワークにつなぐときは

古いバージョンの Android や、メーカーの更新が終了した端末には、修正されないままの既知の脆弱性が残っています(更新の状況は、設定の「セキュリティパッチレベル」で確認できます)。reTONE の再生に接続は必要ありません。Wi-Fi などにつなぐと、reTONE 以外のアプリもインターネットを使えるようになります。

接続する場合は、次のような使い方をおすすめします。

  • 自宅など、信頼できる Wi-Fi にだけ接続する
  • 必要なときだけ Wi-Fi をオンにし、使い終わったらオフにする
  • ウェブページの閲覧やメールは、普段のスマートフォンで行う(Chrome は Android 10 より前のバージョンでは更新が終了しています)
  • アプリは、提供元が確かなものだけをインストールする
  • 普段使うアカウントでログインせず、個人情報を保存しない(reTONE は、アカウントへのログインや登録をしなくても、すべての機能を使えます)

接続は、利用者ご自身の判断と責任において行ってください。端末の脆弱性に起因する損害について、制作者は責任を負いません。reTONE は、設定の「ネットワーク機能」がオフの間は通信しません。

APK(Android のアプリを配布するためのファイル)は、パソコンでダウンロードして USB でコピーする方法をおすすめします。

インストール

パソコンでダウンロードして USB でコピーする方法をおすすめします。

1パソコンで APK をダウンロード

リリースのページから、reTONE の APK をパソコンにダウンロードします。

→
2USB で端末へコピー

端末をパソコンにつなぎ、「ファイル転送(MTP)」を選びます。APK を端末の「Download」フォルダにコピーします。

→
3端末でインストール

ファイル管理アプリで Download フォルダを開き、APK を押します。Android の確認に答えて「インストール」を押します。

Android 7 以前は「提供元不明のアプリ」を、8 以降は「不明なアプリのインストール」を許可します。終わったら元に戻しても差し支えありません。

詳しい手順と注意

1. APK を端末に入れる

reTONE は、APK の形で配布しています。端末に入れる方法は 2 つあります。Android 9 以前の端末では方法 A をおすすめします(理由は「Wi-Fi などでネットワークにつなぐときは」)。

方法 A:パソコンでダウンロードして、USB でコピーする(おすすめ)

パソコンと、端末をパソコンにつなぐ USB ケーブルが必要です。端末にファイル管理アプリが入っている必要があります。

  1. パソコンでこのサイトのリリースのページを開きます。
  2. 「APK をダウンロード」を押して、APK をパソコンに保存します。
  3. 端末とパソコンを USB ケーブルでつなぎます。
  4. 端末の通知に USB の項目が表示されたら、「ファイル転送(MTP)」(パソコンから端末のファイルを読み書きするための接続の方式)を選びます。
  5. パソコンから、端末の「Download」フォルダに APK をコピーします。Mac の場合は、下の「Mac をお使いの場合」をご覧ください。
  6. 端末のファイル管理アプリで「Download」フォルダを開きます。
  7. APK を押します。

インストールの画面、または Android の確認の画面が表示されます。続きは「2. インストールを許可する」をご覧ください。

ヒントMac をお使いの場合

Mac は、Android の端末を USB でつないでも、そのままでは Finder に表示されません(Android の端末は「MTP」という方式でファイルをやり取りし、Mac はこの方式に標準では対応していないため)。APK も曲も、次のどれかの方法でコピーしてください。

  • MTP に対応したアプリを Mac に入れる:無料のものに OpenMTP などがあります。reTONE とは関係のない、個人が開発しているアプリです。入手する場合は、リンク先の公式サイトからダウンロードしてください。以前 Google が配布していた Android File Transfer は、現在は配布されていません。
  • SD カードを使う:SD カードを Mac に挿して APK や曲をコピーし、端末に戻します(SD カードのある端末)。
  • パソコンの操作に慣れている場合は、adb でもインストールやコピーができます。手順は「adb を使う」をご覧ください。
  • ファイル管理アプリが入っていない端末では、パソコンから adb(Google が配布している、パソコンから Android の端末を操作する道具)で直接インストールできます。手順はこのページの「adb を使う」をご覧ください。
  • Android 10 以降の端末であれば、方法 B もご利用いただけます。

方法 B:端末のブラウザでダウンロードする(Android 10 以降)

Android 10 以降の端末で、端末のブラウザからこのサイトを開ける必要があります。Android 10 より前のバージョンでは、ブラウザの Chrome の更新が終了しているため、方法 A をおすすめします。

  1. 端末のブラウザで、このサイトのリリースのページを開きます。
  2. 「APK をダウンロード」を押します。
  3. 通知に「ダウンロード完了」と表示されたら、その通知を押します。

インストールの画面、または Android の確認の画面が表示されます。続きは「2. インストールを許可する」をご覧ください。

ヒントダウンロードの通知が消えてしまったとき

通知を押さずに消してしまった場合は、次の手順で APK を開きます。

  1. 端末の「ダウンロード」アプリ、またはファイル管理アプリの「Download」フォルダを開きます。
  2. reTONE の APK を押します。ファイル名は「reTONE-0.86.0.apk」のように、バージョンの番号が入ります(画面の例もバージョンによって変わります)。
    ファイル管理アプリの Download フォルダにある reTONE の APK

2. インストールを許可する

Google Play 以外から入れるアプリは、Android が一度確認を求めます。表示された画面に合わせて、次のどれかを行ってください。

Android 7 以前

APK を開いたときに「インストールがブロックされました」と表示された場合は、次のように操作します。

  1. 「設定」›「セキュリティ」を開きます。
  2. 「提供元不明のアプリ」をオンにします。
    Android 4.4 の「設定」›「セキュリティ」の「提供元不明のアプリ」
  3. もう一度 APK を開きます。

インストールの画面が表示されます。

Android 8 以降

APK を開いたときに、APK を開いたアプリ(ブラウザやファイル管理アプリ)に対して「不明なアプリのインストール」の許可を求める画面が表示された場合は、次のように操作します。

  1. 「設定」を押します。
    APK を押したときに表示される、インストールできない旨の画面
  2. 「この提供元のアプリを許可」をオンにします。
    「この提供元のアプリを許可」の画面
  3. 戻るボタンで前の画面に戻ります。

インストールの画面が表示されます。

Google Play プロテクトの警告が表示された場合

「開発元は確認されていません」といった警告が表示された場合は、次のように操作します。

  1. 「詳細」を押します。
  2. 「インストールする」を押します。

インストールが続きます。

注意
  • 「提供元不明のアプリ」や「この提供元のアプリを許可」の設定は、インストールが終わったあとも残ります。インストールが終わったら、元に戻してください。
ヒントAPK が本物か確認する

ダウンロードした APK が本物かは、ファイルの SHA-256 と署名のフィンガープリントでご確認いただけます。手順はリリースのページにあります。

3. インストールする

  1. 「インストール」を押します。
  2. インストールが終わったら、「開く」を押します。

reTONE が起動します。アプリの一覧にも reTONE のアイコンが追加されています。

4. 最初の起動

初めて起動したときは、次の画面が順に表示されます(端末の Android のバージョンによって、表示されないものもあります)。

ストレージの許可(Android 6 以降)

Android 6 以降の端末で、ストレージへのアクセスの許可を求める画面が表示されたら、「許可」を押します。

端末の曲がライブラリに表示されます。許可しないと、曲が表示されません。

「以前のバージョン用」の注意(Android 14 以降の一部の端末)

Android 14 以降の一部の端末で、「このアプリは以前のバージョンの Android 用に作成されています」という注意が表示されたら、「OK」を押します。この注意は、Android のバージョンごとに 1 回表示されます。

次の画面に進みます。

この端末の使い方を選ぶ

初めて起動すると、「この端末の使い方」の選択画面が表示されます。あとから設定のいちばん上で変更できます。

  • 音楽専用機として使う:電源を入れたときや HOME ボタンを押したときに、Android のホーム画面の代わりに reTONE の再生画面が表示されます。ほかのアプリや Android の設定は、reTONE の中から開けます。通知音や着信音の音量は 0 になります(サイレント DAP モード。DAP は音楽専用の再生機のことです。設定でオフにできます)。
  • 音楽アプリとして使う:既定のホームアプリは変更されません。ほかのアプリと同様に、アイコンから開いて使います。
注意
  • 「音楽専用機として使う」を選ぶと、通知音、着信音、アラームの音量が 0 になります(サイレント DAP モード)。
  • サイレント DAP モードをオンのまま reTONE を削除すると、音量が 0 のまま残ります。削除する前に、設定でオフにしてください(「reTONE を削除する前に」)。
  1. 「音楽専用機として使う」か「音楽アプリとして使う」のどちらかを押します。
    「この端末の使い方」の選択画面

「音楽専用機として使う」を選んだ場合は、続けて「ホーム画面を reTONE にする」の手順に進みます。「音楽アプリとして使う」を選んだ場合は、これで完了です。

ホーム画面を reTONE にする(音楽専用機を選んだとき)

「音楽専用機として使う」を選んだ場合は、次のように操作します。

  1. HOME ボタンを押します。
  2. Android がどのアプリを使うか尋ねる画面で、一覧から reTONE を選びます。
  3. 「常時」を押します。

HOME ボタンを押すと、reTONE の再生画面が表示されます。

Android 10 以降では、「音楽専用機として使う」を選んだ直後に、reTONE をホームアプリにするかの確認画面が表示されます。「reTONE」を選び、「デフォルトに設定」を押してください。この場合、上の HOME ボタンを押す手順は要りません。

Android 10 以降の、reTONE をホームアプリにするかの確認画面
ヒントHOME ボタンを押しても選択画面が表示されないとき

HOME ボタンを押しても、どのアプリを使うか尋ねる画面が表示されない場合は、現在のホームアプリの既定を解除してから、もう一度選びます。

  1. Android の設定の「アプリ」を開きます。
  2. 現在のホームアプリを開きます。
  3. 「デフォルトでの起動」の設定を解除します。
  4. もう一度 HOME ボタンを押します。
  5. 一覧から reTONE を選びます。
  6. 「常時」を押します。

HOME ボタンを押すと、reTONE の再生画面が表示されます。

元のホーム画面に戻す

「音楽専用機として使う」を選んでいる端末で、元のホーム画面に戻したい場合は、次のように操作します。

  1. reTONE の設定で「この端末の使い方」を押します。
  2. 「音楽アプリとして使う」を選びます。
  3. 候補を尋ねる画面が表示された場合は、元のホームアプリを選びます。
  4. 「常時」を押します。

HOME ボタンの候補から reTONE が外れ、HOME ボタンを押すと元のホーム画面が表示されます。

曲の入れ方

パソコンから、音楽ファイルを端末の Music フォルダにコピーします。

「ファイル転送(MTP)」でつなぎ、Music フォルダへ。フォルダの分け方は自由で、SD カードも使えます。表示されない曲は「ライブラリを更新」で登録します。
詳しい手順と注意

パソコンからコピーする

パソコンと、端末をパソコンにつなぐ USB ケーブルが必要です。

  1. 端末とパソコンを USB ケーブルでつなぎます。
  2. 端末の通知で「ファイル転送(MTP)」を選びます。古い端末では、つないだだけでパソコンから見えることもあります。
  3. パソコンで、端末のストレージを開きます。Windows では「PC」の中に表示されます。Mac では、「インストール」の「Mac をお使いの場合」と同じ方法で開きます。
  4. 端末の「Music」フォルダを開きます。
  5. 音楽ファイルを「Music」フォルダにコピーします。

reTONE のライブラリに、コピーした曲が表示されます。表示されない場合は、次の「曲が表示されるまで」をご覧ください。

  • フォルダの分け方は自由です。
  • SD カードの中にも入れられます。

曲が表示されるまで

曲をコピーしたのに、ライブラリに表示されない場合は、次のように操作します。

  1. ライブラリのメニュー(⋮)を押します。
  2. 「ライブラリを更新」を押します。
    ライブラリのメニューの「ライブラリを更新」と、追加された曲

「〇曲を追加しました」のように、追加した曲数が表示されれば完了です。

ヒント「ライブラリを更新」でも表示されないとき
  • 曲が「.」で始まるフォルダ、.nomedia ファイルのあるフォルダ、Android フォルダ、着信音用のフォルダに入っていないかご確認ください。これらのフォルダの中は読みません。
  • 古い Android では、入れた曲が端末を再起動するまで登録されないことがあります。端末を再起動してから、もう一度ご確認ください。

画面の操作

再生画面の主な操作です。ライブラリやロック画面の操作は、操作の一覧に掲載しています。

左右にスワイプジャケットを左右にスワイプすると、前の曲、次の曲に切り替わります。
上にスワイプこれから再生する曲の一覧を表示します。いちばん上で下にスワイプすると戻ります。
シークバードラッグして、指を離した位置から再生します。
いちばん下の行曲の形式と、出力先とサンプルレート。DIRECT は、Android のミキサーを通さない経路(ダイレクト出力・オフロード、USB DAC への直接出力)で再生していることを示します。
詳しい手順と注意

再生画面

再生画面。いちばん下の行に、曲の形式と出力先が表示されます
操作動作
ジャケットを左右にスワイプ前の曲、次の曲に切り替わります
ジャケットを上にスワイプこれから再生する曲の一覧を表示します。一覧のいちばん上で下にスワイプすると、再生画面に戻ります
シークバーをドラッグ指を離した位置から再生します
前へ再生位置が 3 秒より後なら曲の先頭へ、3 秒以内なら前の曲へ戻ります
シャッフル(左端)オンにすると、曲順を入れ替えて再生します
リピート(右端)押すごとに、オフ、全曲、1 曲(「1」の表示)の順に切り替わります
いちばん下の行曲の形式 → 出力先 • サンプルレート。例:FLAC 16/44.1 → 3.5mm STEREO • 48 kHz。DIRECT は、Android のミキサーを通さない経路(ダイレクト出力・オフロード、USB DAC への直接出力)で再生していることを示します(Android 10 以降のダイレクト出力では、端末の申告に基づく表示です)

ライブラリ

アルバムのタブ(ジャケットの格子)、ヘッダーの中央の表示切り替えとメニュー、右端の A〜Z の帯
操作動作
一覧を左右にスワイプアルバム、アーティスト、曲一覧、プレイリストのタブを切り替えます
検索曲名、アーティスト、アルバムから探します
表示の切り替え(アルバムのタブ)大きいジャケット、小さいジャケット、リストの順に切り替えます
メニュー(⋮)並べ替え、アーティストの基準、最近追加した曲、フォルダ、再生キュー、ライブラリの更新
右端の帯に触れるその頭文字の位置へ移動します(名前順で 40 件以上のとき)
曲の ⋮次に再生、キューの末尾に追加、プレイリストへの追加、ファイル情報
アルバムの ⋮アルバムの全曲を、キューの末尾またはプレイリストに追加します
プレイリストいちばん上の「新しいプレイリスト」で作成します。中身の画面の右上の ⋮ で名前の変更と削除、各曲の ⋮ で並べ替え(上へ/下へ)ができます

ボタン

操作動作
HOME ボタン再生画面に戻ります(音楽専用機として使っている場合)
音量キー1 回押すごとに約 1 dB ずつ変化します(細かい音量調節がオンの場合)
イヤホンのボタン1 回:再生/一時停止、2 回:次の曲、3 回:前の曲
USB DACOTG ケーブルでつなぐと、DAC が対応するレートなら、曲のサンプルレートを変えずに DAC へ送ります(USB ホスト機能のある端末)
音量キーを押したときに下部メニューの上に出る音量の帯

ロック画面(reTONE のロック画面を使っている場合)

ジャケット全面のロック画面と、タップで表示された操作ボタン
操作動作
画面をタップ操作ボタンを 3 秒間表示します
上にスワイプロックを解除します。PIN やパスワードを設定している端末では、入力を求められます

ストリーミングアプリが再生中のときは、サービス名と再生の操作だけの画面に切り替わります。

ストリームとサウンド

「ストリーム」には、NAS と音楽配信アプリが並びます。

NAS は、「NAS を追加」で、同じ Wi-Fi にある NAS や、曲を共有している reTONE を登録します。登録した NAS の曲は、ライブラリに並びます。使うには、設定の「ネットワーク機能」をオンにします(NAS の曲を聴く)。

音楽配信アプリは、端末に入っているものが一覧になります。押すと、そのアプリを開きます。一覧にないアプリは、「アプリを追加」で足せます。

「サウンド」は、端末メーカーの音響設定の画面を開きます。

設定

設定は、下部メニューの「設定」から開きます。Android のバージョンや端末の機能、つないでいる機器によって、表示される項目が変わります(「端末によって表示が変わる項目」をご覧ください)。以下の初期値は、新しく入れたときの値です。

項目ごとの説明

この端末の使い方

設定のいちばん上(左)と、「表示」のあたり(右)。項目は見出しごとにまとまっています
項目内容
音楽専用機として使う電源を入れたときや HOME ボタンを押したときに、端末のホーム画面ではなく reTONE が開きます。選ぶと、Android 10 以降では Android の確認画面が、Android 9 以前ではホーム画面を reTONE にする案内が表示されます
音楽アプリとして使うふつうのアプリとして使います。既定のホームアプリは変更されず、サイレント DAP モードと reTONE のロック画面はオフになります

初めて起動したときにも、同じ選択が表示されます。あとから設定のいちばん上で切り替えられます。

音

項目内容
音量細かい音量調節と、画面オフ時の音量キーを設定します(下の表)
音響設定「サウンド」を押したときに開く画面を選びます。端末メーカーの音響設定(Dolby、Harman など)と、Android の音の設定から選べます。初期値は、メーカーの画面があればその画面です
スピーカー再生の許可オフにすると、イヤホン、Bluetooth、USB の機器がつながっているときだけ再生します。初期値はオンです
ダイレクト出力曲のサンプルレートのまま出力します(使用可否は端末による)。端末の音響効果(DTS など)は適用されません。初期値はオンです
reTONE による変換Android のミキサーがサンプルレートを変換する曲を、reTONE が先に変換します。初期値はオンです
USB DAC の直接出力DAC が対応するレートなら、曲のサンプルレートを変えずに USB DAC へ送ります。使用中、ほかのアプリの音は本体のスピーカーから鳴ります。初期値はオンです
DAC の音量DAC 本体で調整するか、スマートフォンの音量キーで調整するかを選びます。DAC を初めてつないだときにも尋ねます。DAC ごとに記憶します
DSD の送り方DSD のまま送るか、PCM に変換して送るかを選びます。初期値は DSD のまま送るです。DSD の曲で音が途切れる場合は、PCM に変換して送ってください。DAC ごとに記憶します
サイレント DAP モード通知音、着信音、通話、アラーム、操作音を消音します。オフにすると元の音量に戻ります。初期値は、音楽専用機として使う場合はオン、音楽アプリとして使う場合はオフです
注意
  • サイレント DAP モードは、アラームの音も消します。目覚ましとして使う端末では、オフにしてください
  • 消音した音の一部だけを鳴らしたい場合も、サイレント DAP モードをオフにしてください。Android の設定で個別に音量を上げても、鳴らないか、reTONE の起動時に再び消音されます
  • reTONE を削除する前に、サイレント DAP モードをオフにしてください。オンのまま削除すると、消音が残ります

「音量」の画面の項目は、次のとおりです。

項目内容
細かい音量調節reTONE での再生中は、音量キーを 1 回押すごとに約 1 dB ずつ変化します。オフにすると、Android の音量の段階で変化します。初期値はオフです
画面オフ時の音量キー「無効」にすると、画面が消えている間は音量キーを押しても音量が変わりません。ポケットの中で音量が変わるのを防げます。初期値は「通常」です

表示

項目内容
全画面表示フルスクリーン(スワイプしたときだけバーが表示されます)と、簡易フルスクリーン(画面に触れるとバーが表示されます)から選びます
ナビゲーションバーを表示画面の下の、戻る・ホームなどのボタンの帯(ナビゲーションバー)を表示するかを選びます。非表示にすると全画面になります。画面を消してすぐ点け直すと、Android の案内が表示されることがあります
ロック画面モード端末のロック画面と、reTONE のロック画面(ジャケットを画面全体に表示)から選びます。初期値は端末のロック画面です。PIN やパスワードを設定している場合は、どちらでもロックの解除に入力が必要です

操作(試験的)

項目内容
通知パネルを開かない通知パネルを引き出すと、一瞬表示された後に閉じます。初期値はオフです
アプリ履歴を開かないアプリ履歴のボタンを押すと、reTONE に戻ります。一部の端末では効きません。初期値はオフです

どちらも、端末によっては完全には止められません。

アプリと端末

項目内容
ほかのホーム画面端末に入っているほかのホーム画面に移ります。HOME ボタンを押すと、選び直せます
端末とオーディオSoC、DAC、オーディオコーデック、出力レート、Android の出力経路など、端末から読み取れる情報を表示します
Android の設定Android の設定を開きます。ネットワーク、ストレージ、アプリの管理などはこちらで行います
reTONE についてバージョン、使い方、ご利用にあたって(利用規約)を表示します

端末によって表示が変わる項目

項目表示される端末・場面表示されない場合
ダイレクト出力Android 10 以降(使用可否は端末による)Android 9 以前では、端末が曲のサンプルレートのまま出力できるかを、アプリから確かめる方法がありません。そのため、この項目は表示されません
reTONE による変換Android 5〜9Android 4.x では、FLAC と WAV は常に reTONE が再生するため、切り替える項目はありません。Android 10 以降では、ダイレクト出力を優先します
USB DAC の直接出力すべての端末に表示されますUSB 機器の接続(USB ホスト機能)に対応していない端末では、薄く表示され、「この端末は USB 機器の接続に対応していません」と表示されます
DAC の音量reTONE が USB DAC を使っているときDAC をつないでいないときや、USB DAC の直接出力がオフのときは表示されません
DSD の送り方reTONE が USB DAC を使っていて、その DAC が DSD を直接再生でき、DAC の音量を USB から操作できるときDSD を直接再生できない DAC では、DSD の曲は自動で PCM に変換して送るため、選ぶ項目はありません
ナビゲーションバーを表示画面の下にナビゲーションバーがある端末本体に戻る・ホームのボタンがある端末では表示されません。Android 4.4 未満の端末では、初期値が「表示」です(隠すと、画面に触れるたびに最初の 1 回がバーを出すのに使われるため)
全画面表示すべての端末に表示されますAndroid 4.4 未満では、フルスクリーンを使えないため、簡易フルスクリーンだけになります
アプリ履歴を開かないAndroid 4.4 以前Android 5 以降では、ほかのアプリが前面にあるかをアプリから確かめられないため、表示されません
ほかのホーム画面音楽専用機として使っているとき音楽アプリとして使っているときは、ホーム画面を変更していないため、表示されません
音響設定の選択肢端末に入っている音響設定の画面(Dolby、Harman、DTS、ソニー、LG の Hi-Fi Quad DAC など)が並びますメーカーの画面が見つからない端末では、Android の音の設定だけになります。開けなかった画面には「この端末では開けませんでした」と表示されます
注意
  • USB ホスト機能があると申告していても、実際には USB 機器を使えない端末があります。USB DAC の直接出力が表示されていても、DAC をつないで認識されるかをご確認ください

USB DAC をつなぐ

USB ホスト機能(OTG)のある端末と、OTG 対応のケーブルが必要です。古い端末では、電池や電源を持つ DAC をおすすめします。初めてつないだときに「DAC の音量の調整方法」を尋ねます。

詳しい手順と注意

USB DAC(USB でつなぐ外付けの D/A コンバーター。デジタルの音声データをアナログの音声に変換する機器)を使うと、DAC が対応するレートなら、曲のサンプルレートを変えずに DAC へ送れます。

必要なもの

  • USB ホスト機能(OTG)のある端末。USB ホスト機能は、端末が親になって USB 機器を動かす機能で、OTG とも呼びます。
  • OTG 対応のケーブルまたは変換アダプター。パソコンとつなぐ普通のケーブルでは、端末が DAC を認識しません。端末の端子が micro USB の場合は、micro USB の OTG アダプターを使います。組み合わせは、下の「ケーブルの選び方」をご覧ください。
  • DAC の電源。古い端末は、外部の機器に供給できる電流が小さいため、DAC の電源の取り方で動くかどうかが変わります。選ぶときは下の表を目安にしてください。
DAC の種類電源古い端末での動作
ポータブルアンプ型(電池内蔵)DAC 自身の電池最も確実です。2012 年の端末でも認識しました
据え置き型コンセントから電源の面では安心です。持ち運びには向きません
スティック型・ドングル型(バスパワー)端末から取る新しい端末では多くが動きます。古い端末では、ランプが点いても認識されないことがあります
ヒントDAC を選ぶときの、電流の目安
  • 端末側:USB 2.0 の規格では、端子から機器へ流せる電流は最大 500 mA(5 V)です。ただし、スマートフォンの OTG の規格が最低限求めているのは 8 mA だけで、実際にどこまで流せるかは端末によって異なり、公表されていないことがほとんどです。古い端末ほど少ない傾向があります。
  • DAC 側:製品の仕様の「消費電流」「入力電流」で確かめられます。バスパワーの DAC でも、数十 mA で動く小型のものから、数百 mA を必要とするものまで幅があります。消費電流が小さいものほど、古い端末で動く見込みが高くなります。
  • 電池内蔵の DAC は、仕様に「バッテリー内蔵」と書かれています。端末からの電流をほとんど必要としないため、端末の能力に左右されません。
注意
  • 設定の「USB DAC の直接出力」の行が薄く表示され、「この端末は USB 機器の接続に対応していません」と表示される端末では、USB DAC を使えません。
  • Android が USB ホスト機能を「あり」と申告していても、実際には親になれない端末があります。DAC を用意する前に、下の「端末が親になれるか、事前に確認する」でご確認ください。
設定の「USB DAC の直接出力」の行(使える端末と、薄く表示された使えない端末)

つなぐ

「必要なもの」の端末、ケーブル、DAC をそろえてから、次の手順で進めます。

  1. USB DAC を端末につなぎます。
  2. 「reTONE を開きますか」と表示されたら、「この USB デバイスにデフォルトで使用する」(新しい Android では「〜の接続時に常に reTONE を開く」)にチェックを入れて「OK」を押します。チェックを入れると、次からは尋ねられず、許可も残ります。表示の言葉は、Android のバージョンや端末によって異なります。挿し直すたびに尋ねられる場合は、このチェックが入っているかご確認ください。
  3. 初めてつなぐ DAC では、「DAC の音量の調整方法」が表示されます。DAC に合わせて選びます。
    • 本体につまみやボタンのある DAC:「DAC 本体で調整」を選びます。reTONE は最大の音量で送ります。
    • それ以外の DAC、または分からない場合:「スマホの音量キーで調整」または「わからない」を選びます。音量は端末の音量キーで調整します。
  4. 「DAC 本体で調整」を選んだ場合は、DAC 本体の音量を下げます。
  5. 「続ける」を押します。
  6. 曲を再生します。
注意
  • 「DAC 本体で調整」を選ぶと、reTONE は最大の音量で送ります。「続ける」を押す前に、DAC 本体の音量を下げてください。
  • 音量を下げずに再生すると、大きな音が出ることがあります。

再生画面のいちばん下に「USB AUDIO • 96 kHz DIRECT」のように表示されれば完了です。

  • DIRECT は、曲のサンプルレートを変えずに DAC へ送っていることを示します。DAC が対応していないレートの曲は、reTONE が変換して送り、DIRECT は表示されません。
  • ネイティブ DSD に対応し、USB 経由で音量を操作できる DAC では、DSD の曲で「DSD64 → USB AUDIO • DSD64 DIRECT」のように表示されます。
  • 「DAC の音量の調整方法」の選択は、DAC の機種ごとに記憶します。設定の「DAC の音量」で変更できます。
「DAC の音量の調整方法」の画面と、再生画面の「USB AUDIO • 96 kHz DIRECT」

端末とケーブルを確認する

ヒント端末が親になれるか、事前に確認する

OTG アダプターと、USB マウスまたは USB メモリをご用意ください。

  1. OTG アダプターを端末につなぎます。
  2. OTG アダプターに USB マウスまたは USB メモリをつなぎます。

マウスの操作に画面が反応する、または USB メモリの中身が見えれば、その端末は親になれます。

ケーブルの選び方

USB のケーブルには「親(ホスト)」の向きがあります。端末が親、DAC が子になる組み合わせを選んでください。USB-C どうしのケーブルだけは両端が同じで、どちら向きでもつなげます(親と子は機器どうしが決めます)。

端末の端子DAC の端子使うもの
micro USBUSB-Cmicro USB 側が親の OTG ケーブル(「OTG 対応」と明記されたもの)、または micro USB の OTG アダプター(micro USB のオス → USB-A のメス)+ USB-A → USB-C のケーブル(データ転送対応)
micro USBmicro USBmicro USB どうしの OTG ケーブル(片側だけが親。「OTG」側を端末に。向きが分からなければ両向きを試します)、または OTG アダプター + USB-A → micro USB のケーブル
USB-Cmicro USBUSB-C → micro USB のケーブル(USB-C 側が親のもの。商品説明に「USB-C 側がホスト」などと書かれています)
USB-CUSB-C一般の USB-C どうしのケーブル
注意
  • 充電専用のケーブルは使えません。データの線がありません。
  • micro USB の端末と USB-C の DAC を 1 本でつなぐ OTG ケーブルは、製品によって作りが異なります。「OTG 対応」と明記されたものを選んでください。DAC のランプは点くのに認識されない場合は、OTG アダプター + USB-A → USB-C のケーブルの組み合わせをお試しください。
  • micro USB と USB-C を変換する小さなアダプターは、どちら向きも使えません。micro USB のメス → USB-C のオスでは端末が親になりません。USB-C のメス → micro USB のオスは規格で認められていない作りで、動作が製品ごとに異なります。USB-A を間にはさむ OTG アダプターをご使用ください(USB-C の端末なら、USB-C のオス → USB-A のメスの OTG アダプター)。
ヒントDAC の能力を確認する

reTONE の設定の「端末とオーディオ」の「USB DAC」の行に、つないでいる DAC の名前と能力(「UAC2、最大 384 kHz、32 bit」「ネイティブ DSD、DAC の音量を操作」など)が表示されます。DAC をつないでいないときは「USB ホスト機能あり(Android の申告。実際に使えるかは、OTG で USB 機器をつないで確かめられます)」と表示されます。

使っているときは

注意
  • DAC を使っている間、ほかのアプリの音(着信音、通知音、動画の音など)は本体のスピーカーから鳴ります。イヤホンを DAC につないでいても、スピーカーから鳴ります。
  • DAC を抜くと、再生は一時停止します。
  • 音量キーは、USB 経由で音量を操作できる DAC では DAC 自身の音量を動かします。「DAC 本体で調整」を選んだ DAC では、音量キーを押しても変化しません。
ヒントほかのアプリの音も DAC から鳴らしたいとき

設定の「USB DAC の直接出力」をオフにすると、reTONE は DAC を Android に返し、Android の経路で鳴らします。reTONE の再生も Android の経路になり、サンプルレートの変換や 16 bit への切り詰めが起きることがあります。

ヒントreTONE が強制終了したあと、ほかのアプリで DAC から音が出ないとき

reTONE が DAC を持ったまま終了すると、DAC が Android に返らないことがあります。

  1. reTONE の設定で「USB DAC の直接出力」をオフにします(reTONE が DAC を Android に返します)。
  2. それでも音が出ない場合は、DAC を挿し直します。

ほかのアプリで USB DAC から音が出ます。

ヒント「プツプツ」という雑音が聞こえるとき

端末の電波(Wi-Fi、モバイル通信、Bluetooth)が、ケーブルを通じて DAC に雑音として入ることがあります。特に古い端末で起きやすい傾向があります。電波を止めて、雑音が消えるかご確認ください。

  1. 端末を機内モードにします。
  2. Wi-Fi がオフになっているか確認します。
  3. Bluetooth がオフになっているか確認します。
  4. 雑音が消えるか確認します。

雑音が消える場合は、聴いている間は Wi-Fi、モバイル通信、Bluetooth をオフにしてお使いください。reTONE の再生に通信は要らないため、オフでも再生できます。短いケーブルや、ノイズフィルター付きのケーブルで軽くなることもあります。

リモコン

Bluetooth でつないだ別の端末の reTONE から、reTONE を操作します。音は操作される側の端末(と、そこにつないだ DAC やイヤホン)から鳴ります。Wi-Fi もインターネットも使いません。

詳しい手順と注意

つながっている間は、再生画面、ライブラリ、次に再生・キュー、音量キーまで、操作する側の reTONE 全体が、操作される側の操作になります。

注意
  • Android どうしでだけ使えます。iPhone からは操作できません。
  • 「サウンド」(メーカーの音響設定)と「ストリーム」は、操作される側の本体で操作します。操作する側で押すと「(端末名)の本体で操作してください」と表示されます。reTONE の設定も、操作される側の本体で変えます(リモコン中の設定の画面には「リモコンを終了」だけが表示されます)。
  • USB DAC を使っているときは、Bluetooth の電波が雑音として入ることがあります。

最初の 1 回:ペアリング

  1. 操作される側(音楽を鳴らす端末)で Android の Bluetooth の設定を開き、ほかの機器から見える状態にします。Android のバージョンによっては、画面のいちばん上の端末名を押すと、数分間見えるようになります。
  2. 操作する側(手元の端末)の Bluetooth の設定で、操作される側を選んでペアリングします。
操作される側をほかの機器から見える状態にし(左)、操作する側の一覧で選びます(右)。Android の画面は端末によって異なります。画面の名前は表示例です。実際には、お使いの端末や NAS の名前が表示されます
両方に同じ番号が表示されたら、両方で「ペア設定する」を押します

つなぐ

  1. 操作される側の reTONE で、「設定」の「リモコンからの操作」をオンにします。
  2. 操作する側の reTONE で、「設定」の「ほかの reTONE を操作」を押します。
  3. 「リモコン」の行から、操作される側を選びます。一覧は「前回つないだ端末」「前に操作した端末」「ペアリング済み」の順です。イヤホンや車などは隠れていて、「ほかの Bluetooth 機器も表示」で表示されます。
操作される側の「リモコンからの操作」(左)と、操作する側の「ほかの reTONE を操作」(右)
「操作する端末」の一覧(左)と、つながった画面(右)。右上に操作される側の名前と電池の残量が表示されます

操作する側の reTONE が操作される側の操作画面になり、右上に操作される側の名前と電池の残量が表示されれば完了です。初めてつないだときは、ライブラリを受け取るのに時間がかかることがあります。2 回目からは速くなります。

やめるとき

操作する側の reTONE で、「設定」の「リモコンを終了」を押します。操作する側の reTONE に戻り、リモコンを始める前に再生していた曲も元に戻ります。

「リモコンを終了」の行

うまくいかないとき

表示・症状確かめること
「(端末名)に接続できませんでした」操作される側で「リモコンからの操作」と Bluetooth がオンになっているか
一覧に操作される側がないAndroid の Bluetooth の設定でペアリングしてあるか
「接続が切れました」Bluetooth の届く範囲にあるか、操作される側の電源と Bluetooth

NAS の曲を聴く

同じ Wi-Fi にある NAS(DLNA のメディアサーバー)の曲を、reTONE のライブラリに並べて聴きます。端末の曲と NAS の曲が、1 つのライブラリにまとまります。

詳しい手順と注意

NAS の曲は、再生するときに端末へ読み込みながら鳴らします(一時保存)。読み込んだ曲は、NAS に接続できないときも聴けます。変換なしの出力や USB DAC への直接出力など、reTONE の再生の仕組みはそのまま使えます。

注意
  • 「ネットワーク機能」をオンにする必要があります。初期設定ではオフで、オフの間、reTONE は通信を行いません。
  • 対応するのは DLNA(UPnP)のメディアサーバーです。Windows の共有フォルダ(SMB)には対応していません。
  • 一時保存には端末の空き容量を使います。

追加する

  1. reTONE の「設定」で「ネットワーク機能」をオンにします。確認の画面で「オンにする」を押します。Wi-Fi につながっていない場合は、「Wi-Fi の設定を開く」から Android の Wi-Fi の設定でつなぎます。
  2. 下のメニューの「ストリーム」を押し、「NAS」の欄の「NAS を追加」を押します。
  3. 「同じ Wi-Fi で見つかった NAS」に表示された NAS の「追加」を押します。曲の一覧の読み込みが始まります。
「NAS を追加」の画面(左)と、追加したあとのストリームの「NAS」の欄(右)。画面の名前は表示例です。実際には、お使いの端末や NAS の名前が表示されます

ライブラリに NAS の曲が並べば完了です。NAS の曲とアルバムには「NAS」の札が付きます。一部の曲だけが NAS にあるアルバムは「一部 NAS」です。曲を押すと、読み込みながら再生します。再生画面のいちばん下に「NAS •」、読み込み中は「読み込んでいます」と表示されます。

NAS の曲に付く「NAS」の札
再生画面のいちばん下の「NAS •」。読み込み中は「読み込んでいます」と進み具合が表示されます
ヒントNAS が見つからないとき

NAS の DLNA(メディアサーバー)の機能がオンになっているかご確認ください。それでも見つからない場合は、「IP アドレスを入力して追加」から NAS のアドレス(例:192.168.1.20)を入力します。

管理する

操作できること
ストリームの NAS を押す「ライブラリで表示」(その NAS の曲だけを表示)、「一覧を更新」(NAS に曲を足したとき)、「この NAS を外す」
ストリームの「一時保存」「一時保存の大きさ」(自動、500 MB、1 GB、2 GB、4 GB)、「一時保存を消去」。初期設定の「自動」は、空き容量に合わせます
ライブラリの ⋮ の「表示する曲」すべて(この端末と NAS の曲)、この端末、NAS ごと
ストリームの NAS を押したときの選択肢
ヒントライブラリの曲が減ったように見えるとき

ストリームで NAS の「ライブラリで表示」を押すと、ライブラリはその NAS の曲だけの表示になります。曲が消えたわけではありません。ライブラリのタブの下の「NAS(名前)の曲のみ」の ✕ を押すか、ライブラリのメニュー(⋮)の「表示する曲」で「すべて」を選ぶと、元の表示に戻ります。

うまくいかないとき

表示・症状確かめること
ライブラリの上に「NAS(名前)に接続できないため、読み込んでいない NAS の曲を隠しています」同じ Wi-Fi につながっているか、NAS の電源。表示は ✕ で閉じられます
「NAS に接続できない曲を飛ばしました」同上
音が途切れる古い端末では、読み込みと再生が重なると重くなることがあります。読み込みが終われば落ち着きます

スマートフォンを NAS にする

reTONE を入れたスマートフォンを NAS の代わりにして、その曲を、もう 1 台の reTONE で聴きます(端末どうしの共有)。聴けるのは、許可した reTONE の端末だけです。テザリングを使えば、家の外でも使えます。

詳しい手順と注意

聴く側では、NAS の曲と同じようにライブラリに並び、読み込みながら再生します。テザリングで使うときも、通信は 2 台の間だけで、モバイルのデータ通信は使いません。

注意
  • 両方の reTONE で「ネットワーク機能」をオンにします。
  • この機能は、ご自身が所有する端末の間で使うためのものです。
  • 共有は、つながっている Wi-Fi が変わったとき(テザリングの開始・停止を含む)と、1 時間使われなかったときに自動で止まります。共有している間は通知が表示され、通知の「停止」でも止められます。
  • 曲のデータそのものは暗号化していません。接続の許可の確認と、なりすまし・使い回しの防止は行っています。

つなぐ

  1. 曲を出す側の reTONE で、「設定」の「ネットワーク機能」をオンにし、「この端末の曲を共有」をオンにします。初回は確認の画面で「共有する」を押します。
  2. 聴く側の reTONE で、「ストリーム」の「NAS を追加」を押します。
  3. 「同じ Wi-Fi で見つかった NAS」に表示された「(曲を出す側の端末名)の reTONE」の「追加」を押します。
  4. 初めての組み合わせでは、聴く側に 6 桁の番号が表示されます。曲を出す側にも「接続の許可」と同じ番号が表示されます(reTONE を開いていなければ通知から)。
  5. 番号が同じことを確かめて、曲を出す側で「許可する」を押します。
聴く側(左)と曲を出す側(右)に、同じ 6 桁の番号が表示されます。画面の名前は表示例です。実際には、お使いの端末や NAS の名前が表示されます

聴く側のライブラリに、曲を出す側の曲が並べば完了です。2 回目からは、曲を出す側で共有をオンにするだけでつながります。

ヒント許可した端末を外す

曲を出す側の reTONE で、「設定」の「許可した端末」から外します。もう一度聴くには、ペアリングからやり直します。

テザリングで使う

  1. 曲を出す側で、Wi-Fi テザリングをオンにします。
  2. 聴く側を、曲を出す側のテザリングの Wi-Fi につなぎます。
  3. 曲を出す側の reTONE で、「この端末の曲を共有」をオンにします。テザリングを始めると共有はいったん止まるため、テザリングのあとにオンにしてください。
  4. 聴く側の「ストリーム」の NAS の欄で曲を出す側を押し、「一覧を更新」を押します。
  • テザリング中、曲を出す側の reTONE の「Wi-Fi」の行は「テザリング中(この端末がアクセスポイントです)」と表示されます。
  • 端末によっては、テザリングは何もしないと数分で自動的に切れます。この設定は Android 側にあります。

うまくいかないとき

表示・症状確かめること
「接続できませんでした」曲を出す側で共有がオンになっているか
「許可されませんでした」曲を出す側で「許可しない」が押されました。「NAS を追加」からやり直してください
「共有を止めました」Wi-Fi が変わったか、1 時間使われませんでした。曲を出す側で共有をオンにし直してください

adb を使う

パソコンの操作に慣れた方向けの方法です。adb は Google が配布している Android 開発用の道具で、パソコンから USB 経由で、端末にアプリをインストールしたり、曲をコピーしたりできます。端末にファイル管理アプリがなく、ブラウザでこのサイトを開けない場合(Android 4.x の端末に多くあります)や、Mac から曲を入れる場合に使えます。

注意
  • adb は、パソコンから端末を直接操作できる開発用の道具です。手順にないコマンドを実行すると、アプリやデータが消えることがあります。
  • この手順の意味が分からない場合は、adb を使わず、「インストール」の方法 A か方法 B でインストールし、曲は「曲の入れ方」の方法で入れてください。
  • パソコンに複数の端末をつないでいる場合は、目的の端末だけをつないで実行してください。
詳しい手順と注意

1. 端末で USB デバッグをオンにする

項目の場所と名前は、Android のバージョンやメーカーによって少し異なります。

  1. 「設定」›「端末情報」を開きます(「デバイス情報」の場合もあります)。
  2. 「ビルド番号」を 7 回続けて押します。設定に「開発者向けオプション」が追加されます。
    Android 4.4 の「端末情報」の「ビルド番号」
  3. 「設定」›「開発者向けオプション」を開きます。
  4. 「USB デバッグ」をオンにします。
    Android 4.4 の「開発者向けオプション」の「USB デバッグ」

「開発者向けオプション」の中で「USB デバッグ」がオンになっていれば完了です。

2. パソコンに adb を入れる

Windows または Mac のパソコンが必要です。

  1. Google の「SDK Platform-Tools」(Windows 用・Mac 用)をダウンロードします。リンク先は Android の開発者向けの公式サイトです。
  2. ダウンロードしたファイルを展開します。

「platform-tools」フォルダの中に adb が入っていれば完了です。

Mac では Homebrew からも入れられます(brew install android-platform-tools)。

3. 端末をつなぐ

  1. 端末とパソコンを USB ケーブルでつなぎます。
  2. 端末に「USB デバッグを許可しますか」と表示されたら、「OK」を押します。
    端末の「USB デバッグを許可しますか」のダイアログ

次の「4. インストールする」の手順で、adb devices に端末が表示されます。

4. reTONE をインストールする

先に、APK をパソコンにダウンロードしておきます。

  1. ダウンロードした APK を、「platform-tools」フォルダに置きます。
  2. Mac はターミナル、Windows はコマンドプロンプトまたは PowerShell を開きます。
  3. 「platform-tools」フォルダに移動します(cd と空白を入力し、フォルダをウインドウにドラッグして Return)。Mac では、以下のコマンドの adb を ./adb と入力します(例:./adb devices)。Windows の PowerShell では .\adb です。
  4. adb devices を実行します。
  5. 端末の識別子と「device」が表示されることを確認します。
  6. ダウンロードしたファイル名を指定して、adb install reTONE-0.86.0.apk のように実行します。Windows の PowerShell では .\adb install reTONE-0.86.0.apk のように指定します。以前のバージョンを更新する場合は -r を付けます(例:adb install -r reTONE-0.86.0.apk)。
    ターミナルで adb devices と adb install を実行し、Success と出た画面

「Success」と表示されれば完了です。

5. 曲を入れる

「3. 端末をつなぐ」まで済ませておきます。

  1. Mac はターミナル、Windows はコマンドプロンプトまたは PowerShell を開き、「platform-tools」フォルダに移動します。
  2. adb devices で、端末の識別子と「device」が表示されることを確認します。
  3. 曲のフォルダを指定して、adb push "曲のフォルダ" /sdcard/Music/ のように実行します。フォルダごと、端末の「Music」フォルダの中にコピーされます。Windows の PowerShell では .\adb push "曲のフォルダ" /sdcard/Music/ のように指定します。
  4. 端末で reTONE を開き、ライブラリのメニュー(⋮)から「ライブラリを更新」を押します。

「〇曲を追加しました」と表示されれば完了です。

  • フォルダの名前に空白が入っている場合は、「"」で囲んでください。ターミナルにフォルダをドラッグすると、場所が自動で入力されます。
  • SD カードに入れたい場合は、コピー先を SD カードの場所に変えます。場所は端末によって異なります。
注意
  • USB デバッグは、作業が終わったあともオンのまま残ります。終わったらオフに戻してください。オンのままだと、USB でつないだパソコンから端末を操作できる状態が続きます。

うまくいかないとき

  • adb devices に何も表示されない場合:USB ケーブルがデータ通信に対応しているかご確認のうえ、別のケーブルやポートをお試しください。Windows では、端末メーカーの USB ドライバーが必要な場合があります。
  • 「unauthorized」と表示される場合:端末のロックを解除してつなぎ直し、許可のダイアログで「OK」を押してください。
  • 「INSTALL_FAILED_VERIFICATION_FAILURE」と表示される場合:新しい Android では、端末の画面でインストールの許可を求めることがあります。画面を点けて確認に答えてから、もう一度実行してください。

削除する前に

削除する前に、設定の「サイレント DAP モード」をオフにし、「この端末の使い方」で「音楽アプリとして使う」を選んでください。オンのまま削除すると、通知音や着信音の音量が 0 のまま残ります。プレイリストと設定は、削除とともに消えます。

詳しい手順と注意

reTONE には、端末の設定を変更する機能が 2 つあります。削除する前に、次の順で元に戻してください。

  1. reTONE の設定で「サイレント DAP モード」をオフにします。
  2. reTONE の設定の「この端末の使い方」で「音楽アプリとして使う」を選びます。既定のホームアプリから reTONE が外れます。
  3. Android の設定の「アプリ」から reTONE を削除します。

reTONE が削除されます。

注意
  • サイレント DAP モードをオンのまま削除すると、通知音や着信音の音量が 0 のまま残ります。
  • プレイリストと設定は、削除とともに消えます。残したいプレイリストは、削除する前に曲の並びを控えてください。
ヒント削除したあとに通知音が鳴らないことに気づいたとき

Android の設定の「音」で、通知音や着信音の音量を上げ直してください。reTONE を削除したあとでも、音量は端末の設定で戻せます。